
「アミノ酸が大事って聞くけど、結局なにがどう良いの?」
筋トレ初心者の30〜40代男性にとって、まず知っておきたいのが「アミノ酸の基礎知識」です。
本記事では、体をつくる元になるアミノ酸の役割や種類、
そして筋トレとの関係まで、サクッと分かりやすく解説します。
そもそもアミノ酸とは?
アミノ酸とは、タンパク質を構成する最小の材料。
プロテイン(タンパク質)が、分解されるとアミノ酸になります。
筋肉を作るには、このブロックが超重要。
アミノ酸には2種類!筋トレに必要なのはどっち?
アミノ酸は、その「重要度」と「体内で作れるかどうか」によって、以下の”2種類”に分かれます:
🔴非必須アミノ酸 11種:体内で合成できる → ただし条件によっては不足することもある
20種類のアミノ酸|名前・分類・特徴(一覧表)
アミノ酸名 | 分類 | 特徴・補足 |
---|---|---|
ロイシン | 必須 | BCAAの一つ。筋合成スイッチ「mTOR」を活性化。 |
イソロイシン | 必須 | BCAAの一つ。持久力サポートや疲労回復に関与。 |
バリン | 必須 | BCAAの一つ。筋肉エネルギー源にも。 |
リジン | 必須 | コラーゲン合成や免疫サポートに重要。 |
メチオニン | 必須 | 代謝に関わる含硫アミノ酸。肝機能にも関与。 |
フェニルアラニン | 必須 | ドーパミンなど神経伝達物質の材料。 |
スレオニン | 必須 | 肝臓や免疫機能に関与。 |
トリプトファン | 必須 | セロトニン・メラトニンの材料。睡眠と関係深い。 |
ヒスチジン | 準必須 | 成長期や特定条件下で必須になる。 |
グルタミン | 条件付き必須 | ストレス・病気時に重要。回復や免疫を支援。 |
アルギニン | 条件付き必須 | 成長期やケガ回復時に必要。NO(一酸化窒素)合成。 |
チロシン | 条件付き必須 | フェニルアラニンから合成。ドーパミン材料。 |
システイン | 条件付き必須 | メチオニンから合成。抗酸化作用に寄与。 |
プロリン | 条件付き必須 | コラーゲンの主成分。皮膚や関節に関与。 |
グルタミン酸 | 非必須 | 中枢神経系の興奮性神経伝達物質。 |
アスパラギン酸 | 非必須 | エネルギー産生や代謝に関与。 |
アラニン | 非必須 | 糖新生や肝機能のサポート。 |
セリン | 非必須 | リン脂質や神経機能に関与。 |
アスパラギン | 非必須 | アスパラギン酸から合成可能。 |
グリシン | 非必須 | 抑制性神経伝達物質。コラーゲンにも含まれる。 |
補足ポイント💡
-
必須アミノ酸(EAA)は、体内で作れないため食事やサプリからの摂取が必要。
-
非必須アミノ酸でも、グルタミンやアルギニンなどは、
「条件付き必須アミノ酸」と呼ばれ、ストレスや激しい運動時には不足しがち。 -
BCAA(ロイシン・イソロイシン・バリン)は、
筋合成促進や筋肉の回復に特化したアミノ酸で、トレーニング中に特に重要。 -
EAAサプリは、BCAAよりも幅広くカバーしてくれるので初心者にはおすすめ。
筋トレとアミノ酸の関係性|なぜ重要?どれを摂るべき?
筋トレをしているなら「アミノ酸の重要性」は避けて通れません。
特に『必須アミノ酸(EAA)』と『分岐鎖アミノ酸(BCAA)』は、
筋肉合成や回復に深く関わっています。
筋トレにおけるアミノ酸の3大役割
- 1. 筋合成のスイッチを入れる(ロイシンによるmTOR活性化)
- 2. トレーニング中のエネルギー源となる(バリン・イソロイシン)
- 3. 筋分解を防ぐ(グルタミンやBCAA)
いつ・どのアミノ酸を摂るべきか?
基本は「トレーニング前・中・後」に分けて摂取戦略を立てるのが◎
たとえば以下のように摂ると効果的です👍
タイミング | おすすめアミノ酸 | 理由 |
---|---|---|
トレーニング前 | BCAA・アルギニン | 筋分解を抑え、血流を促進(パンプ感UP) |
トレーニング中 | BCAA・EAA | 持久力維持、筋合成スイッチON |
トレーニング後 | EAA・グルタミン | 回復促進、免疫サポート |
アミノ酸をうまく使えば、筋トレのパフォーマンスや回復は確実に変わります。
初心者でも扱いやすい製品については、こちらの記事で詳しく解説しています:
▶ 超初心者向け|プロテインとアミノ酸の違いとは?体に悪いって本当?
食事からの摂取も大事
サプリも有効ですが、まずは肉・魚・卵・乳製品・大豆など食事からの
アミノ酸摂取を意識しましょう。
バランスよく食べていれば自然と全アミノ酸をカバーできます。
まとめ|アミノ酸の知識を筋トレに活かそう
- 必須/非必須/条件付きアミノ酸の違いを理解しよう
- 筋トレには特に必須アミノ酸(EAAやBCAA)が重要
- サプリに頼りすぎず、基本は食事からバランスよく
- 過剰摂取には注意。腎臓や肝臓への負担リスクも
アミノ酸の働きを知ることで、トレーニング効果を最大化できます。
自分の目的に合った形で、賢く取り入れていきましょう!
さらに詳しく知りたい方へ
アミノ酸だけでなく、筋トレ初心者が押さえておくべき基礎知識を以下の記事で解説しています。
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