【人工甘味料って危険?】毎日飲むプロテインだからこそ知っておきたい人工甘味料のリアル

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「人工甘味料って体に悪いのかな?」

ダイエットコーラなど“ゼロカロリー飲料”を飲みながら、
「これって体に悪くないのかな…?」と疑問を感じたこと、ありませんか?

でも意外と見落としがちなのが──
多くのプロテインにも、しっかり人工甘味料が入っているという事実。

我々トレーニーにとって、プロテインは毎日の習慣。
だからこそ、「人工甘味料って、本当に飲んで大丈夫なのか?」は知っておきたいところです。

この記事では、アスパルテームやスクラロースといった人工甘味料の安全性について、
30〜40代の健康意識が高まる世代に向けて、正直かつわかりやすくお伝えします。

なぜプロテインに人工甘味料が使われているのか?

砂糖

では、なぜプロテインには人工甘味料が使われているのでしょうか?

その理由はシンプル。
プロテインパウダーは、原料のままだと正直かなり不味いんです。

特にWPI(ホエイプロテインアイソレート)などの高純度タイプは、
乳清独特のクセや苦味が強く、そのままではとても飲みにくい…。

そこで、各メーカーは「飲みやすさ」を重視して甘味料を加えているのですが、
カロリーを抑えつつ強い甘みを出す必要があるため砂糖ではなく
人工甘味料が選ばれているのです。

人工甘味料には👆

✔ 甘味が非常に強く(砂糖の数百倍)
✔ ごく少量で甘さを出せる
✔ カロリーがほぼゼロ
✔ 保存性が高く、コストも安い

などといったメリットがあり、
ボディメイク目的で飲まれるプロテインと相性が良いというわけです。

つまり、人工甘味料は「飲みやすさ」「低カロリー」「コスト」「品質安定性」などを
両立させるための、現実的な選択肢なんですね。

主に使われている甘味料の種類

甘味料名 分類 特徴
アスパルテーム 人工甘味料 甘さが砂糖の約200倍、カロリーほぼゼロ
スクラロース 人工甘味料 加熱に強くクセが少ない
アセスルファムK 人工甘味料 他の甘味料と組み合わせて使われる
ステビア 天然甘味料 血糖値に影響しにくく自然志向
羅漢果(ラカンカ) 天然甘味料 甘さは砂糖の約300倍、抗酸化作用も注目される
エリスリトール 糖アルコール カロリーゼロ、摂り過ぎるとお腹がゆるくなる場合あり

 

【注目】アスパルテームは危険なのか?

2023年にWHO(世界保健機関)の一部機関が、
「アスパルテームに発がん性の可能性がある」と発表して話題になりました。

でも──ここで大切なのは、
「どれくらい摂取したら危険なのか?」という前提条件です。

▶ 結論:通常の摂取量では問題なし

  • 「可能性がある」とされたのは、極めて高用量を摂取した場合
  • 同時にWHOは「1日40mg/kg体重までは安全」と明言
  • 体重70kgの人なら一日に14缶のダイエットコーラ分に相当

つまり、プロテインを1日1〜2杯飲む程度では、その数%程度しか摂取しません。

科学的に見ても、人工甘味料は「適量なら安全」

多くの人工甘味料は、世界中の安全基準をクリアしたうえで食品添加物として使われています。

✅ 信頼できる機関の見解

  • FDA(米国食品医薬品局):アスパルテーム・スクラロース・アセスルファムK
    などは安全と認定済み
  • EFSA(欧州食品安全機関):厳格な評価の末、問題なしと結論
  • 厚生労働省:国内でも食品添加物として正式に認可済み

プロテインをはじめ、ガム・ゼロカロリー飲料・ヨーグルトなど、
日常的に摂取しているものにも入っている成分です。

人工甘味料が気になる人は、どう選べばいい?

▶ 対応策①:人工甘味料不使用のプロテインを選ぶ

人工甘味料を使用したプロテインと比べると値段はどうしても高くなりますが、
「ステビア」や「羅漢果(ラカンカ)」など天然由来の甘味料を使用したプロテイン
選ぶと安心です。

BAZOOKA NUTRITION バズーカニュートリション ホエイ プロテイン バズーカ岡田 監修 WPC ストロベリー風味 国内製造 グラスフェッド 人工甘味料不使用
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▶ 対応策②:ノンフレーバータイプを買って、自分で味付け

甘味を加えていない無味のプレーンプロテインを買って、
カカオパウダーやバナナ、はちみつで自作する方法もアリ。

ビーレジェンド ホエイ プロテイン GENMATSU WPC 甘味料無添加 甘味料不使用 人工甘味料不使用 (ノンフレーバー, 1kg)
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注意点|以下に当てはまる人は様子を見ながら

  • お腹が緩くなりやすい(人工甘味料で下痢・ガスが出やすい人)
  • 極度にストレスを感じてしまう(精神的負担が強い)
  • 腸活・ファスティング中(腸内環境がデリケート)

いずれも「必ずNG」ではなく、“体の声を聞いて調整”がポイントです。

【正直な話】人工甘味料よりも怖いのは「続かないこと」

ダンベルで筋トレしている男性

人工甘味料は気になるかもしれません。

でも──それを理由にプロテインも筋トレもやめてしまうのは、
健康にとって逆効果だと思います。

✔ 筋トレ・高タンパク食を続けることの方が圧倒的に大事

内臓脂肪・生活習慣病・疲れやすさ・将来のフレイル(筋力低下)
…中年男性にとって、今こそ対策すべきタイミング。

多少の人工甘味料を気にするより、
今の自分に合った続けやすさを優先した方が、よほど健康的です。

まとめ|人工甘味料入りプロテインは飲んで大丈夫?

  • ✅ アスパルテーム含む人工甘味料は、通常量では問題なし
  • ✅ 気になる人は、ステビアやプレーンプロテインを選べばOK
  • ✅ 一番の害は「やらないこと」かも?

毎日飲むプロテインだからこそ、安心して続けられる選択を。
迷ってるなら、まずは“気にしすぎないタイプ”から1ヶ月試してみましょう。

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