" /> 【筋トレとジャンクフード】ハンバーガー絶対NG?上手な付き合い方

【筋トレとジャンクフード】ポテチもハンバーガーも絶対NG?上手な付き合い方と現実的対処法

この記事は約7分で読めます。

「筋トレして体を鍛えてるなら、ジャンクフードなんて禁止でしょ?」

…そんなこと、言われなくてもわかってる。
でも、現実はそう甘くない。

仕事帰り、疲れ果ててコンビニでポテチ。
週末、家族サービスの流れでハンバーガー。
「まぁ今日くらいいいか」と、つい手が伸びてしまう──。

どれだけ気をつけていても、“食べちゃう日”って、けっこうありますよね。

この記事では、ジャンクフードが筋トレに与える影響と、
「筋トレ=ジャンクNG」と決めつけず、無理なく・ぶれずに付き合うための現実的な戦略
紹介します。

キーワードは、「ゼロにする」ではなく「うまく付き合う」。

30代・40代の忙しい大人にこそ届けたい、
“ゆるく・でも芯のある”ボディメイクのヒントをお届けします。

なぜジャンクフードが筋トレに向かないのか?

カロリー密度が高すぎてPFCバランスが崩れる

ジャンクフードは「うまい・安い・早い」三拍子が揃う、みんな大好きな食べ物。

でも、その正体は『脂質と糖質』のかたまり。カロリーの化け物です….

たった一食で一日の脂質量を簡単にオーバーすることも普通にあります。

筋トレ中に優先すべきは、高タンパク・適切なカロリー管理・PFCバランス
(※PFCバランスって何?って方は、こちら👉

気を抜いてポテチやバーガーなんかを食べてしまうと、
せっかくの努力を台無しにすることも。

添加物・トランス脂肪酸など、筋肉にとってはノイズ

トランス脂肪酸や加工油、保存料など、身体にとって余計なものも多く含まれていて、
これらは炎症反応を高めたり、ホルモン分泌に悪影響を及ぼすリスクも。

筋肉を成長させたいなら、
「何を食べるか」だけじゃなく「何を避けるべきか」も大事です。

「満腹なのに栄養不足」が体づくりを阻む

ジャンクフードはカロリーはあるけど、栄養はない典型で、
ビタミン・ミネラル・食物繊維といった微量栄養素が圧倒的に足りません。

結果的にエネルギー(カロリー)は摂ってるのに、
ビタミンやミネラル不足で“燃料切れ”状態になりやす。

いくら筋トレしても、“中身のない食事”では、体は変わりません。

無性に食べたくなるのはなぜ?

ストレス・習慣・中毒性の3つのトリガー

【糖質+脂質】の組み合わせは、脳の快楽中枢(ドーパミン)を強力に刺激されます。
これに「ストレス」や「疲労」がプラスされると、『つい食べてしまう』のは自然な反応

意志が弱いわけじゃなくて、脳の仕組みと闘っていると理解しましょう。

「我慢しすぎ」はリバウンドのもと

「絶対に食べない!」と決めすぎると、その反動で『キレ食い(暴食)』しやすくなります。
理想は「たまに食べる」「量とタイミングをコントロール」すること。

ストレスをためないことが、長く続ける”秘訣“です。

中年トレーニーほど、“息抜きが下手”になりがち

仕事・家庭・体調管理──頑張る中年は、つい「楽しみ=食べること」になりがち。

だからこそ、息抜きと現実的な食事の両立が鍵になります。

ジャンクフード、完全禁止しなくてOK!上手な付き合い方とは?

「たまに食べる」が台無しにならない条件

  • 多くても週1〜2回までに抑える
  • 筋トレ後など、栄養が必要なタイミングに食べる
  • 小袋・単品など量をコントロールする

この3つを守れば、「たまのジャンク」も怖くない。

筋トレ中でもOK!おすすめの“ファストフード基準”とは?

筋トレ的に「良いファストフード」の基準は以下のとおりです。

  • 高たんぱく(Pが15g以上が理想)
  • 脂質はほどほど(F20g以下)
  • カロリーは状況に応じて選べる(減量・維持・増量)

逆に、脂質が高すぎる・たんぱく質が少ないメニューはNG
それでは具体的なメニューを見ていきましょう。

今回は、皆さんが食べる機会が多いであろう、
「ハンバーガー系」に絞って、ご紹介していきます!

5大ファストフード店の「筋トレOK&NGメニュー」比較表(2024年時点)

店舗 おすすめ(筋トレOK) NG例(筋トレ非推奨) 筋トレ適正度
マクドナルド エッグチーズバーガー
387kcal/P19.7g/F18.9g
グラコロ
403kcal/P9.2g/F21.5g
★★★☆☆
モスバーガー 菜摘テリヤキチキン
224kcal/P15.6g/F10.3g
モスライスバーガー焼肉
470kcal/P12.4g/F19.2g
★★★★☆
ロッテリア 絶品チーズバーガー
445kcal/P21g/F23g
エビバーガー
448kcal/P9.3g/F26.8g
★★☆☆☆
ケンタッキー オリジナルチキン
204kcal/P18.3g/F13.0g
チキンフィレサンド
423kcal/P16.9g/F23.2g
★★★★☆
バーガーキング ワッパー Jr.
379kcal/P17.5g/F21.0g
ダブルワッパーチーズ
934kcal/P38.1g/F59.6g
★★★☆☆

NGメニューの「どこがダメか?」

  • マクド「グラコロ」
    Pが低く脂質多め。衣+ホワイトソースの脂質コンボ。

  • モス「ライスバーガー」
    炭水化物多くP少なめ。味はいいが筋肉向きではない。

  • ロッテリア「エビバーガー」
    P一桁、F26gと脂質高め。意外と非筋トレ向き。

  • ケンタ「フィレサンド」
    パン+揚げ物で脂質が倍増。チキン単体の方が◎

  • バーキン「ダブルワッパーチーズ」
    Pは高いがF60g近く。バルク向きすぎて減量中はOUT。

【各社の筋トレ的おすすめ解説】

マクドナルド

マクドでおすすめなのが「エッグチーズバーガー」。
たんぱく質約20gと優秀で、脂質もギリギリ許容範囲。

「グラコロ」や「てりたま」など季節限定系は、脂質過多なので避けた方が良い。

モスバーガー

モスの神メニューは「菜摘シリーズ」。

バンズの代わりにレタスを使った菜摘テリヤキチキンは、P15g超&脂質10gと理想形。
一方、ライスバーガー系はPが少なく炭水化物祭りなので注意。

ロッテリア

高たんぱくを狙うなら「絶品チーズバーガー」がまだマシ。

ただし脂質もそれなりに多く、筋トレ目線では及第点止まり。
「エビバーガー」は見た目のヘルシーさに騙されがち。脂質の罠。

ケンタッキーフライドチキン

意外と優秀なのが「オリジナルチキン」。
皮付きでもP18g超・脂質13gに抑えられており、単品利用なら減量中でもOK。

逆に「フィレサンド」などはパン+揚げ物で一気に脂質が上がる。

バーガーキング

「ワッパー Jr.」はバランスが良く、減量中でも選べるメニュー。

「ダブルワッパーチーズ」はバルクアップ中の人向きだが、脂質がF60g近くなるので、
減量勢は即回避。

選び方次第でファストフードは「筋肉の味方」に

ファストフード=筋トレの敵というイメージを持つ人も多いですが、
実は、選び方さえ間違えなければ強い味方になります。

ポイントは以下の3つ:

  • ✔ 単品でたんぱく質の多いものを選ぶ
  • ✔ サイド(ポテト・スイーツ系)を控える
  • ✔ ドリンクは水・ブラックコーヒー・カロリーゼロ系

減量中も増量中も、自分の目的に応じて「戦略的に食べる」
それができれば、筋肉もファストフードも両立できます。

選び方ひとつで、ハンバーガーも“筋トレOKメシ”に化ける!

🍴 家族や友人との外食はこう乗り切る

  • 選べるなら、たんぱく質多めのメニューを優先
  • 食後は散歩や軽い運動
  • 他の食事で糖質・脂質を調整

「どうしよう」ではなく「どう乗り切るか」で差がつきます。

食べてしまった日のリカバリー術

翌日の食事・トレーニングで整える

  • 水分を多めに(むくみ対策)
  • 炭水化物は控えめに(血糖調整)
  • 軽めでもOK、運動して切り替える

即リセットの習慣が、体型キープの鍵。

「増えた体重」は、水分と糖質の一時的なもの

翌日の体重増加は、ほぼ水分+グリコーゲン
48時間以内なら、脂肪になりにくいと覚えておこう!

継続する人は“帳尻を合わせる力”が強い

「昨日やらかした」→「今日取り戻そう」
この思考の切り替え力が、トレーニーとしての真価を分ける。

まとめ:「食べないこと」より「うまく付き合う」が大事

ジャンクフードを完全にやめる必要はありません。

ただし、頻度・量・タイミング・選び方・切り替え方を意識すれば、
筋トレとジャンクは“共存可能”です。

完璧を目指さず、でも考えなしには食べない!

「緩く、でもぶれない選択」が、続けられるボディメイクの最短ルートです。

✅ あわせて読みたい関連記事(筋トレと〇〇シリーズ)

この記事を読んだ人はこちらも読んでます!

コメント