
「筋トレ?やってるよ」と言いながら、
実は語れるネタがプロテインの話だけ…そんなあなたへ。
ここでは、『知っていても筋肉は増えないけど、つい“誰かに話したくなる”』
そんな筋トレに関する雑学を13個ご紹介します!
はじめに|筋トレに“おもしろネタ”を添えると、継続率が上がる!?
筋トレと聞くと、ガチガチに真面目でストイックな世界を想像する人も多いでしょう。
でも、ちょっと待った。
筋トレにも“雑学”というエンタメ要素が存在します。
「これ知ってる?実はね….」と、ついつい誰かに言いたくなるような話は、
モチベーション維持やトレーニングの合間、飲み会での話題にもぴったり!
では、行ってみましょう!
ダンベルは“鳴らない鐘”だった?
語源の「dumbbell」は、「dumb(音が出ない)+bell(鐘)」。
もともとは修道院の修行僧が鐘を振って筋トレしていたが、
「音がうるさいから鳴らないようにした道具」が由来とされています。
さらに言うと、
このトレーニングは“祈りの合間の運動”として行われていたとも言われており、
まさに「静かなる筋トレ」。
歴史は繰り返す…!
鉄アレイの「アレイ」って何語?

実はこれ、日本だけの造語。
英語の「dumbbell(ダンベル)」を、「唖鈴(あれい)」と訳したのが始まりです。
「唖」=音を出さない、「鈴」=鐘ということで、前述の“鳴らない鐘”を日本語で表現したもの。
今では当て字として「亜鈴」「アレイ」となり、
「鉄アレイ」は、まさに和製筋トレワードの代表格。
人間の筋肉って、全部で何個ある?
人間の筋肉の数は、おおよそ600個前後。
細かく数え方によって差がありますが、概ねそれくらいです。
そのうち、意識して動かせる“随意筋”は一部だけ。
つまり私たちは、ほとんどの筋肉を『無意識に使っている状態』で生活しているのです。
最も小さい筋肉は「耳の中」にある?
その名もアブミ骨筋(あぶみこつきん)。
耳の奥にある、たった1ミリ程度の筋肉で、
鼓膜に伝わる音の振動をコントロールする役目を持っています。
残念ながら、このアブミ骨筋は筋トレできませんが、
「人間の最小筋肉」としてよくクイズにも出るネタです。
“耳から脚まで筋肉だらけ”とも言えるかもw
「筋肉は裏切らない」って言ったのは誰?
この名言を広めたのは、
NHKの筋トレ番組「みんなで筋肉体操」でおなじみの谷本道哉(たにもと みちや)教授です。
一見キャッチーですが、実は深い。
努力を積み重ねれば必ず身体に返ってくる…それが筋トレの魅力。
見た目に騙されると地獄です。
ゴールドジムの「ゴールド」って、金じゃない!

【筋肉のディ◯ニーランド】こと、ゴールドジム。
このゴールドジムの「ゴールド」は、「金(Gold)」ではなく、
創業者ジョー・”ゴールド”氏の名前に由来しています。
つまり「金ピカのスポーツジム」ではなく、人名だったというオチ。
ちなみに、ジョー・ゴールドは“マッスルビーチ”で有名な元軍人。
アメリカ西海岸の筋トレ文化の生みの親的存在です。
「muscle(マッスル)」の語源は“ネズミ”!?
「muscle(マッスル)」の語源は、
ラテン語の「musculus(ムスクルス)」=“小さなネズミ”です。
なぜかというと、筋肉の動きがネズミの動きに似ていたから。
これを聞いた当時の人類の感性、もはや謎ですが…
ネズミ=躍動感=筋肉という連想だったのでしょう。
筋肉と香り、まさかの接点。
フィットネスの本来の意味は「健康」じゃない?
「fitness=健康」だと思われがちですが、
英語の本来の意味は「適応」「順応」「適合」です。
つまり、変化する環境に身体がしっかりついていける状態が
“フィットネス”というわけ。
身体だけでなく心の順応力も含める考え方が主流に。
筋トレの歴史は古代ギリシャまで遡る

筋トレの起源は、紀元前の古代ギリシャにまでさかのぼります。
紀元前6世紀ごろには、「石を持ち上げて神に力を示す」競技が行われていました。
さらに有名な逸話が「ミロの牛」。
若きミロ少年は、毎日同じ子牛を担いで歩き、
牛が成長するたびに自分の筋力も上がったという超・漸進性過負荷トレーニング。
9月22日は「フィットネスの日」
「9(ク)2(ツー)2(ニー)」=“国を丈夫に”という語呂合わせで、
日本記念日協会が認定した公式の記念日です。
制定したのは「日本フィットネス産業協会」。
毎年9月には関連イベントが行われたり、キャンペーンが展開されたりします。
実はチャンス日。
脂肪1kgは何カロリーある?
脂肪1kgを減らすには、約7,200〜9,000kcalのエネルギー消費が必要とされています
(※個人差あり)
つまり、毎日500kcalのマイナスカロリーを作っても、
2〜3週間でやっと1kg減るかどうかという厳しさ。
そりゃ時間かかるわけです。
野菜界のタンパク王は「枝豆」
「筋肉の味方=ブロッコリー」…と思いきや、
実は枝豆のほうがタンパク質含有量が高いんです。
枝豆には、100gあたり11〜13gのたんぱく質が含まれており、
野菜の中ではトップクラス。
しかも食物繊維やイソフラボンも豊富なので、筋トレ中のおつまみにぴったり。
ストックしておけばプロテイン間食代わりに便利。
お肉界のタンパク王は「鶏のササミ」。ではなく、アレだった!

「筋肉の味方=鶏のささみ」…と思いきや、
実は、鯨肉のほうがタンパク質含有量が高いんです!
- 鶏ささみ:100gあたり約23g
- 鯨赤肉 :100gあたり約24~27g
さらに、鯨肉は低脂質・高鉄分で、貧血対策にも向いているスーパー肉。
知名度が低いだけで、実は筋トレ食材の隠れたエースです。
普通のスーパーに並ばない幻の筋肉フード。(昔は学校の給食に出てたくらいなのにね)
まとめ:無駄だけど、話したくなる。それが筋トレ雑学
今回紹介した雑学、筋肉が直接つくわけではありません。
でもこういうネタを知っていると、筋トレがちょっと面白くなるし、
誰かと話すときの“潤滑油”になります。
筋肉だけでなく、ネタのストックも日々コツコツ積み上げていきましょう。
“筋肉と雑学は一日にして成らず”!
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