
「最近、疲れやすくなった気がする」
「なんとなくお腹が出てきた…」
「昔に比べて、筋力が落ちたような…」
そんな実感、ありませんか?
それ、実は“サルコペニア”の始まりかもしれません。
サルコペニアって知ってる?―他人事じゃない“筋肉の減少”
■ サルコペニアとは?
サルコペニア(Sarcopenia)とは、
加齢によって筋肉量と筋力が減少していく状態を指します。
ギリシャ語の「サルコ=筋肉」「ペニア=喪失」が語源で、直訳すれば「筋肉が減る病気」です。
サルコペニアは40代から始まると言われており、進行すると以下のようなリスクが高まります:
- つまずきやすくなる
- 腰や膝の痛みが出やすくなる
- 代謝が落ちて太りやすくなる
- 実年齢より見た目が老ける
- 最悪、要介護につながる
つまり、サルコペニア=中年男性のQOL(生活の質)を下げる静かな病気なんです。
サルコペニアの原因は“使わないこと”

「もう年だし、仕方ない…」と思ったらアウト!
実はサルコペニアの大きな原因は、「加齢+活動量の低下」です。
特に40代以降、こんな生活してませんか?
- デスクワーク中心でほぼ座りっぱなし
- 運動は学生時代で終了
- 食事は炭水化物中心、たんぱく質は少なめ
- 休日は寝るか飲むか、ずっとスマホ
このような「動かない習慣」が、筋肉をじわじわと削っていきます。
使わない筋肉は、「必要ない」と判断されて減っていく・・・
人体って、意外とシビアなんです(泣)
だから筋トレなんです!―最強のサルコペニア対策

じゃあ、どうやってサルコペニアを防げばいいのか?
答えはシンプル。
「筋トレ」です。
💡筋トレがサルコペニア予防に効く理由💡
- 筋肉は何歳からでも増やせる
→ 50代、60代でも筋肉は反応します。やればちゃんと戻ってくる。 - 筋トレは日常動作を支える“基礎筋力”を鍛える
→ 歩く、階段を上がる、荷物を持つ。全部、筋肉が必要。 - 成長ホルモンの分泌が活性化する
→ 代謝が上がり、若々しさを保てる。 - 見た目が引き締まり、自信もアップ
→ ダボっとしたTシャツの下が引き締まってると、それだけで男は違う。
「でも、筋トレってキツそう」そんなあなたへ
確かに、筋トレには「しんどい」「面倒」「続かない」というイメージがあります。
でも大丈夫!!
サルコペニア対策に必要なのは“ゴリマッチョボディ”ではありません。
■ 中年男性におすすめの筋トレスタイル
- 週2〜3回、30分でOK
→ フルスクワット・腕立て伏せ・チューブトレーニングなど、
全身を動かせる種目を少しずつ。 - 家でもできる
→ ジムが苦手なら自宅トレでも十分効果あり。道具も最小限でOK。 - 有酸素よりも“筋トレ優先”
→ ウォーキングも大事だけど、まずは筋肉を育てるのが先決。 - たんぱく質も意識しよう
→ プロテインを取り入れるだけで、筋トレ効果がグッと高まる。
今日から変われる!サルコペニア対策の第一歩

「じゃあ、何から始めればいいの?」
そんなあなたは、まず“筋トレする習慣”をつくることからスタートしましょう。
■ スタートするための3ステップ
- 週2回のトレーニング日を決める(例:火曜と土曜の夜)
- 簡単なメニューを決めておく(スクワット10回×3セットからでもOK)
- 終わったらプロテイン or たんぱく質多めの食事(鶏むね肉など)
筋トレは、「やる」こと自体に価値があります。
結果は必ず後からついてきます!
まとめ|中年男子よ、“老い”に負けるな!年齢に抗え!
サルコペニアは、静かに進行する中年男性の見えない敵。
でも、きちんと対策すれば、老いを食い止めることができるのも事実。
筋トレは、自分の人生を守るための自己投資です。
ジムに行けなくてもいい、家でできることからでいい。
少しずつでも筋肉を動かしていけば、身体は必ず応えてくれます。
▼ 関連記事のご紹介


