
頑張って食事制限もして、運動も続けているのに、
ある時から体重がピタッと止まったまま動かない・・・
そんな“ダイエットの停滞期”を経験したことがある人って
結構、多いのではないでしょうか?
特に30〜40代の男性にとって、
ダイエットは「気合いと根性」だけでは乗り越えられない壁もあります。
でも安心してください。
停滞期は誰にでも起こるし、ちゃんと原因を見直せば突破できます!
この記事では、体重が減らない原因と、停滞期に見直すべき5つのポイントを、
初心者にもわかりやすく解説します。
なぜ体重が減らないのか?|停滞の原因と中年特有の事情
「ちゃんと食事も気をつけて、運動もしてるのに…なぜか体重が全然減らない。」
そんな停滞状態、誰しも一度は経験するはず。
でもそれ、あなたのやり方が間違っているわけではありません。
体が自然に起こしている“防御反応”かもしれないんです。
✅ 体重が減らない主な原因
- ホメオスタシス(恒常性)の働き
人間の体には内部環境を一定に保とうとする仕組みがあります。
これをホメオスタシス(恒常性)と言います。
急激な体重減少やカロリー制限が続くと、体は「飢餓状態かも」と判断し、
代謝を落としてエネルギー消費を抑えようとします。
つまり、体が自分を守るために”痩せにくく”しているんです。
これが、ダイエット停滞期の正体の一つです。 - 筋肉量の減少
食事制限だけで脂肪と一緒に筋肉も減ると、基礎代謝が落ちて痩せにくくなります。
筋肉は“エネルギーを使うエンジン”のようなもの。 - 筋トレで体重が増えることもある
逆に筋トレを頑張ると、「脂肪が減って筋肉が増える」。
つまり体重はあまり動かない…なんてことも。 - 体内の水分量の変化
ダイエット初期は水分が抜けて体重が減りやすいですが、
ある程度経つと体の水分量の増減だけで日々の体重が左右されるようになります。 - 生活習慣のマンネリ化
同じ運動メニュー・食事内容を続けていると、
体が慣れてエネルギー消費が減ってきます。少し刺激を変えることも大事。 - ストレスや睡眠不足
ストレスや寝不足はホルモンバランスを乱し、代謝低下や食欲増加を引き起こします。
これも停滞の隠れた原因です。
✅ 停滞は“失敗”ではない!
実はこの停滞期、体が新しい体重に慣れようとしている適応反応でもあります。
つまり「順調にダイエットが進んでいる証拠」とも言えるんです。
焦ってやけ食いしたり、極端な断食に走るのではなく、
今の生活習慣を冷静に見直して、もうひと踏ん張りしてみましょう!
✅ 中年男性が特に陥りやすい課題
- 若い頃より基礎代謝が落ちている
- ストレス・睡眠不足がホルモンバランスに悪影響
- 家庭や仕事の都合で継続的な運動が難しい
見直すべき5つのポイント|停滞を打破するチェックリスト
① カロリー収支は適正か?

「頑張ってるのに痩せない」の裏には、『実は思ったより食べてる』という罠があります。
② 食事内容が偏っていないか?

「糖質完全オフ」「脂質全カット」など、極端な食事法は逆効果になることも。
- PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)を整える
- 筋肉を維持するためにもタンパク質は意識的に摂る
→体重×1.5~2g程度(例:体重が70kgの人の場合だと105~140g程度) - プロテインを活用すると効率的
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③ 運動量・強度が足りているか?

④ 睡眠やストレス管理はできているか?

見落とされがちですが、睡眠とストレスはダイエット成功に直結します。
- 睡眠不足→ホルモンバランスが乱れて『食欲UP⬆︎』『代謝DOWN⬇︎』
- ストレス→過食や暴飲暴食、いわゆる【キレ食い】の原因に
👉【関連記事】睡眠不足は筋トレ最大の敵!その対処法は?
⑤ 体重だけにとらわれていないか?

「体重が減らない=失敗」ではありません!
- 筋肉が増えると体重は変わらなくても体脂肪が減る
- 数字だけではなく、見た目の変化にも注目する。
- ウエスト周りなどを測るのも効果的
注意点|やってはいけないNG行動
- 極端な断食や1日1食ダイエット
筋肉を減らして代謝が落ちる危険性大。 - 毎日体重を気にしすぎる
体重は水分量や便通でも変わる。1週間単位で見ること。 - 「頑張ってるのに…」とやけ食い
停滞期は誰にでも来る。「今が踏ん張りどき!」と割り切ろう。
まとめ|停滞期は“成長期”と捉えよう
体重が落ちない時期に焦る気持ちはよくわかります。
でも、ここで諦めたら、これまでの努力がもったいない。
停滞期は、身体が変化しようとしているサインです。
正しい方法で継続する人こそ、最後に結果が出ます。
あなたが今、壁にぶつかっているなら——
その壁の向こうに、理想の体が待っています!
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