筋トレ界隈でよく見る都市伝説15選 「自慰行為はダメ?」「ハゲる?」【あの噂の真相は?】

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「射精すると筋肉に悪いって聞いたけど実際?」

     「筋トレしたらハゲるってホント?」

──中年トレーニーなら一度は耳にしたことがある、”あの噂”の真相って?

30〜40代になって体型や健康が気になり、いざ筋トレを始めようと思っても、
筋トレ界隈には「謎の噂」や「都市伝説」みたいな情報が溢れていて、不安になりますよね。

本記事では、筋トレ初心者が気になっているであろう「都市伝説・噂15選」
真相を科学的根拠や実体験に基づいてぶった斬ります!

💡筋トレと身体の関係 編

 自慰行為は筋肉に悪い?

「筋トレ前後に射精したら筋肉が落ちる」なんて話、よく聞きますが、
科学的根拠はありません。

確かに射精後は一時的にテストステロン(筋肉に関わる男性ホルモン)が微減しますが、
筋肥大に影響するレベルではありません。

むしろ、過度なストレスや睡眠不足の方が筋肉に悪影響を及ぼします。

適度な自慰行為はリラックス効果もあり、
筋トレのパフォーマンス向上に寄与することもあります。

💡【結論】我慢する必要はなし。
ただし、筋トレを行う直前の行為は、トレーニングに支障が出る場合があるので、
控えておいた方が無難ですね。

筋トレすると身長が伸びない?

成長期の子どもに対しては重過ぎる負荷を避けるべきですが、
大人にとって筋トレが骨の成長を妨げることはありません。

むしろ骨密度が上がり、健康的に!

ただし、過度な負荷や誤ったフォームは、
骨や関節に負荷がかかる可能性があるため、注意が必要です。

💡【結論】30代・40代の大人には完全に無関係!
ただし、過度な高重量は怪我のリスクがあるので、無理は絶対NG。
フォーム重視で、安全第一!

筋トレするとハゲる?

筋トレによってテストステロンが増加し、
それがDHT(脱毛ホルモン)に変換されることでハゲる、という噂があります。

しかし、筋トレが直接的に薄毛を引き起こす科学的証拠はありません。

AGA(男性型脱毛症)は遺伝とホルモン感受性の影響が大きく、
筋トレとの直接的な因果関係は証明されていません。

💡【結論】筋トレと薄毛は関係なし。

🥤サプリ・食事 編

プロテインは体に悪い?

「プロテインは体に悪い」という噂がありますが、
健康な人が適量を摂取する限り全く問題ありません。

プロテインは、『薬』ではなく、単なる『タンパク質の粉』です。

ただし、過剰なタンパク質摂取は腎臓に負担をかける可能性があるので、
腎臓が悪い人は注意が必要ではあります。健康な人なら問題なし。

むしろ、筋肉の修復や成長にはタンパク質が不可欠であり、
プロテインは効率的な摂取手段として有効です。

💡【結論】プロテインは、むしろ忙しい中年男性の強い味方!
ただし、腎臓が悪い人が過剰摂取すると負担になる場合もあるので要注意。

サプリを飲めばムキムキになれる?

サプリメントはあくまで栄養補助食品、
飲めば勝手に筋肉がつく『魔法の粉』的なものではありません。

筋肉をつけるためにはトレーニングと食事が基本なので、
サプリメントは、あくまで食事の『補助』。

適切なトレーニングとバランスの取れた食事を行い、
必要に応じてサプリメントを活用することで、効果的な筋肉の増強が期待できます。

💡【結論】サプリは、食事だけで足りない分を補うための『補助』でしかない。
飲むだけで『ムキムキ』なれるような魔法の粉ではありません!

飲むだけで筋肉がつくなら、世の中マッチョだらけです(笑)

夜に炭水化物を食べると太る?

夜に炭水化物を摂取すると太るという説がありますが、
1日の総摂取カロリーが消費カロリーを上回らなければ太ることはありません。

むしろ、夜に適量の炭水化物を摂ることで、睡眠の質が向上し、
翌日のトレーニングパフォーマンスが向上することもあります。

重要なのは、1日のトータルバランスです。

💡【結論】夜に食べてもOK。ただし量と質に注意すべし!

🏋️トレーニング 編

腹筋割るために腹筋運動やっても意味ない?

腹筋運動は腹直筋を鍛えるのに有効ですが、
割れた腹筋を手に入れるには、体脂肪を減らすことが”重要”です。

『腹筋を鍛えても無駄!』というワケではありませんが、
ただ鍛えて筋肥大した腹筋でも、お腹の体脂肪に覆われていては腹筋は見えません

有酸素運動や食事管理で体脂肪を減らしつつ、
腹筋を鍛えることで、割れた腹筋を目指すことができます!

筋トレをやめると筋肉が脂肪になる?

筋肉と脂肪は異なる組織であり、筋肉が脂肪に変わることはありません

筋トレをやめると筋肉量が減少し、基礎代謝が低下するため、
同じ食事量でも脂肪が増えやすくなります。

その結果、体が太ったように感じることがありますが、
筋肉が脂肪に変わったわけではありません。

💡【結論】筋肉は脂肪にならない。太る原因は「食べすぎ×運動不足」。

筋肉増やすためには一回太るべき?

確かに筋肉を増やすには『オーバーカロリー(消費カロリー < 摂取カロリー)』が必要ですが、
無計画に太ると脂肪だけ増えます。

筋肉を増やすには、適切なカロリーと整ったPFCバランス、
そして効果的なトレーニングが必要です。

※「PFCバランスって何?」って方は、こちら!
👉フィットネス基礎用語解説 PFCバランスってなに?

クリーンバルクと呼ばれる、脂肪を最小限に抑えた増量法が推奨されています。

💡【結論】クリーンな増量を目指せ!中年は、お菓子・ジャンクで太るのはNG。

筋肉痛がないと意味がない?

筋肉痛は筋繊維の微細な損傷によるもので、確かにトレーニングの効果を示す一つの指標ですが、
必ずしも筋肉痛がなければ効果がないわけではありません

筋肉痛がなくても筋力や筋量は増加します。

トレーニングの質や進捗は、重量や回数の増加、フォームの改善など、
他の要素でも評価できます。

スクワットするとジーンズが履けなくなる?

スクワットなどで太ももやお尻の筋肉が発達すると、
ジーンズがキツくなって履けなくなる事もあります。

ですが、初心者がちょっとスクワットしたくらいじゃ、
「ジーンズが履けなくなる」なんて程、簡単に太くなったりはしません。

その領域まで到達するには、
少なくとも数年単位で、スクワットを必死でやる必要があります。

💡【結論】履けなくなるほど脚が太くなるには年単位でガチる必要あり。
初心者が”ちょこっと”やった程度では、「履けなくなる」なんて事はありません。

🏃有酸素運動と脂肪燃焼 編

有酸素運動すると筋肉が減る?

長時間・空腹・高頻度の有酸素運動を続けると筋肉が分解される可能性もありますが、
適度な有酸素運動は脂肪燃焼や心肺機能の向上に役立ちます。

筋肉を維持しながら脂肪を減らすためには、
筋トレと有酸素運動をバランスよく組み合わせることが重要です。

また、十分なタンパク質の摂取も筋肉の維持に不可欠です。

💡【結論】バランスが大事。脂肪燃焼には朝食前の有酸素が効果的(やり過ぎ注意)

部分痩せは可能?

「腹だけ痩せたい」「二の腕だけ細くしたい」 ──気持ちはすごく分かる。

特定の部位だけを痩せさせる「部分痩せ」は、科学的には難しいとされています。

脂肪は全身から均等に減少するため、特定の部位だけを狙って脂肪を減らすことはできませんが、
特定の筋肉は鍛える事が出来るので、その部位の引き締めや見た目の改善は可能です。

💡【結論】食事管理と、地道な有酸素&筋トレの継続こそ『痩せる』唯一の方法。

10回3セットだけで筋肉が付く?

「10回3セット」は一般的なトレーニングの目安ですが、
個人の目的やレベルによって最適な回数やセット数は異なります。

筋力向上を目指す場合は高重量・低回数、
筋持久力を高める場合は低重量・高回数が効果的です。

自分の目標に合わせてトレーニング内容を調整しましょう。

15. 有酸素運動は20分以上やらないと意味がない?

昔は「脂肪燃焼ゾーンに入るには20分以上必要」と言われましたが、
今では短時間でも効果があることが分かっています。

💡【結論】たとえ「5分」でもやる価値あり。やらないより絶対マシ!

▼まとめ:都市伝説・噂に惑わされず、自分のペースでコツコツ続けよう

筋トレを始めたばかりの人にとって、
世間に流れる情報の真偽を見抜くのは難しいもの。

でも、焦らず・惑わされず・確実に一歩ずつ進めば、必ず体は変わります!

例え5分だけでも・・・たった10回だけでも・・・
それを積み重ねた『あなた』と、何もしてこなかった『あなた』には
将来、とても大きな差が生まれているでしょう!


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